院長からのメッセージ
- 院内外の人たちと円滑な関係を
築いて信頼される病院にしたい。 -
理事長・病院長 増田 俊和
1979年埼玉医科大学卒業後、脳神経外科入局。1985年シカゴ大学脳神経外科へ留学。1987年には日本脳神経外科学会専門医となり、1989年武蔵野総合病院脳神経外科部長就任。1992年ヘリオス会病院副院長を経て2008年当院院長、2016年同理事長就任。現在に至る。
幅広い視野で医療に取り組むべきだ。

神経系の疾患は、他の臓器の疾患のように症状から病巣を類推するのではなく、その原因が症状に直結していることが多く、私にとってはわかりやすいと感じられました。そんな中、大学で入局した頃に脳神経外科の教授から言われた「脳神経外科は、外科を通じて神経学的所見を学ぶところ」という言葉は、とても印象に残っています。専門の診療科目を持つことは良いことですが、そこだけに固執せず、幅広い視野を持って医療に取り組むべきである。私が当院の院長や理事長に就くことを決めた背景には、そんな原体験があるように感じています。
使命は病院経営と地域医療を守ること。
名誉院長の帯津先生と同じことは、私にはできません。もちろん、帯津先生が提唱するホリスティック医学には賛同していますし、学ぼうともしています。しかしながら、どんなに努力しようと私が帯津先生になることはできませんから、まずは院長・理事長としてすべきことを第一に取り組もうと考えています。具体的には、病院経営を守ることと、地域医療を守ること。これら二つの実現を目指しながら、私自身がホリスティック医学について学びつつ、これを体現できる医師や看護師、スタッフたちが当院の目指す医療を実現しやすい環境を整えていく。それが私の使命である、と考えながら院長・理事長職を務めています。院内外でのコミュニケーションが重要。
